コマツ

鉱山に関するあらゆる情報を「鉱山データベースシステム」に集約し、
高度な解析と結果の見える化で業務効率の底上げを実現

コマツ 会社情報
登記社名 株式会社 小松製作所
本社所在地 〒107-8414 東京都港区赤坂二丁目3番6号
創立 1921年(大正10年)5月13日
事業内容 建設・鉱山機械、ユーティリティ(小型機械)、林業機械、産業機械などの製造・販売
URL http://www.komatsu.co.jp/

BEFORE

  • 情報提供が英語のみだった。
  • Excelで作成したレポートの展開のみでは、Excelを使用していない海外ユーザーへの情報提供が不十分で支障をきたしていた。
  • 必要なレポートを担当者がそれぞれ手作りしていた。作業工数がかかる上に異種データソース間のデータ連携や複雑な処理を行なうことが困難だった。

AFTER

  • 多言語対応・ワールドワイドへの展開が可能になった。
  • WEBでレポートを公開することで、イントラネット外ユーザーもブラウザのみでいつでも必要な情報にアクセスすることができるようになった。
  • 複雑なデータ処理の自動化・開発期間の短期化・設計変更の容易さを同時に実現した。

システム導入前の検討背景および課題

コマツは“ダントツ”を合言葉に、競合他社が数年かけても追いつけない断然トップの先進性を持つ製品を送り出し続けてきた。
近年では機械の性能のみならず、ダントツサービス(機械の見える化)、ダントツソリューション(施工の見える化)といった、より顧客に近い部分で顧客と共に現場の改善を目指す新しい価値を提供しており、ソリューションも含めたお客様へのサービスを実現するためには、自社製品である建設・鉱山機械のコンディションや稼働状況を追うばかりでなく、お客様の事業全体を深く理解することがこれまで以上に重要となっていた。

コマツの鉱山機械には、「KOMTRAX Plus」という鉱山向け大型機械の管理システムを搭載して車両の「健康状態」「稼働状態」を把握している。
情報はKOMTRAX Plusデータベースに保管し活用してきたが、鉱山事業は一般建設機械に比べてお客様の鉱山全体の状況や資源価格を把握する必要があり、様々なデータを一括管理してより有効に活用することが課題となっていた。

システム導入の成果

ジールが提案した「鉱山データベース」は、コマツ社内でも鉱山事業の比重が高い3カ国にトライアルという形で運用され、ユーザー実利用からのフィードバックを収集している段階である。
まだ試験的に運用している段階ではあるが、日常業務で作成するグラフや表があらかじめデータベース上にあることによる業務効率化が早くも評価され始めている。
情報収集の効率化、あらかじめ見える化された分析の視点など有用性に対しても着実に評価を受けており、特にデータ分析を業務としているユーザーからは、PowerPivotおよびPower Viewによって実現しているレポートカスタマイズにより、これまでなかったような分析のアイデアが沸いたという声が届いている。
将来的には、世界80カ国を超えるコマツ機械稼働現場をフォローし、全世界の代理店で利用される仕組みに育てて行きたいと考えており、現時点では100名弱のユーザー数も数百名まで拡大する見通しである。

システム構成図