日清食品ホールディングス株式会社

ジールが2カ月という短期間で
日清食品ホールディングスの経営ダッシュボードを整備
Power BI 上のデータを「共通言語」にすることで、
グローバル カンパニー化に向けた経営戦略を加速

日清食品ホールディングス株式会社 会社情報
東京本社 〒160-8524 東京都新宿区新宿6-28-1
大阪本社 〒532-8524 大阪府大阪市淀川区西中島4-1-1
創立 1948年9月4日
事業内容 日清食品グループ全体の経営戦略の策定・推進、グループ経営の監査、その他経営管理など
URL http://nissin.com/

BEFORE

  • 各国の事業会社で経営数字の報告様式が統一化されておらず経営判断を行うのに苦労していた
  • 経営数字は手集計のため時間と労力を要し、データの共有や活用がしにくくなっていた
  • サービスインまでのリードタイムを最小化したい

AFTER

  • 経営ダッシュボードの整備により経営数字の報告様式が標準化され、グループ横断的な経営管理が可能になった
  • 集計の半自動化による資料作成時間の大幅短縮、迅速な情報共有を可能にしただけでなく、ビジュアル化等を通じた経営数字の見える化により、ユーザーが新しい気付きを得る機会が多くなった。
  • ジールの支援により、2カ月間という短期間でサービスインできた

ソリューション選定の経緯

Office365との親和性を評価し、経営指標の可視化と標準化にPower BIを選択

日清食品ホールディングスは、グローバルで各事業会社の共通情報をリアルタイムで共有でき、かつ、柔軟で多彩な分析も行えるIT基盤として最終的に日本マイクロソフト社の「Power BI」を選定しました。

製品選定では、サービスインおよび展開完了までのスピードが重視されました。
同社はすでにSharePoint Onlineを軸にイントラネットを構築していたので、Power BIは同じマイクロソフト社の製品で密な連携が可能であると判断。さらに、クラウドなので比較的短期間で導入でき、グローバル展開が容易な点およびBIにおける必要な情報を可視化する機能が優れている点が高く評価されました。

Power BIは直感的な操作で多彩な帳票作成や分析が可能であるなど、使い勝手もよく、ユーザーである経営層、管理職層が自発的に情報を活用し、有用性を実感できると考えられ導入に至りました。

導入後の効果

2カ月という早期開発でデータを統合・整備
ユーザー教育や展開までの時間の最小化も実現

ジールは同社の経営ダッシュボードを短期間で構築するため、日本マイクロソフト社とともに導入支援を行いました。一般的にBIの構築では、企業が持つさまざまなデータをあらかじめ統合・整備する必要があります。データは企業ごとに保持や連携方法が異なるため、統合・整備には高度な技術とノウハウが不可欠です。

Power BIはセルフサービスBIと謳われており、データ統合・整備こそがセルフサービスBI成功のポイントとなるため、ジールは本件でも、データ統合・整備を重点的に支援いたしました。
まずジールにて、核となる基礎定義をつくり、日清食品ホールディングスで調整していただくという流れでプロジェクトを進行。同時に、早期にお客様主体で運用ができるよう、ジールの知見や経験をもとに、スキルトランスファーやトレーニングを実施しお客様の疑問点や課題について、細かく丁寧な支援を行いました。

その結果、同社のねらい通り開発着手からわずか2カ月後となる2017年1月より運用を開始。Power BIによって、経営会議で用いられる各事業会社のデータが標準化され『共通言語』で議論できるので、意思決定の正確さや、各事業会社に向けた指示の迅速性が高まりました。そのうえ、『過去3年間と比べよう』などと自発的に分析するユーザーの姿を多く見かけるようになり競争優位の源泉となるクリティカルコアを事業会社が見つけることで経営力の向上につながっています。

2017年5月現在、日清食品グループでは22事業会社、100名以上のユーザーへPower BIを展開。テレビ会議での用途説明のみで利用が浸透できたなど、同社が期待した通りスムーズに活用することができています。

概要図