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株式会社スシローグローバルホールディングス様への導入事例

営業支援システム構築

―― ジールが回転寿司業界において売上日本一を誇るスシローの営業支援システムを構築
リアルタイムで経営判断に必要な分析レポートの作成とコスト削減に成功
 ――

株式会社スシローグローバルホールディングス 会社情報

本社所在地 〒564-0063
大阪府吹田市江坂町1丁目22番2号
創立 2015年3月(グループ創業:1984年)
事業内容 すしレストランの経営
URL https://www.sushiroglobalholdings.com/

スシローは、「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」を企業理念に、回転寿司業界おいて8年連続で売上日本一を達成している。創業当時からの「より多くの人に美味しいすしを食べてもらいたい」との想いから、魚の仕入れやネタの鮮度管理を徹底し、手間をかけた店内調理により、新鮮で美味いすしを安価で提供し続けている。
現在は、回転寿司「スシロー」のほか、新業態である大衆寿司居酒屋「鮨・酒・肴 杉玉」の出店や、海外事業も展開している。

Before

  • BIツール導入後もExcelで業績の管理を行っていたため、業績の詳細をリアルタイムに把握できていなかった
  • 蓄積されたデータの増加により、時間内にデータ処理が終わらなくなっていた

After

  • 手作業のコストが削減されたことで、ドリルダウンした詳細情報、多角的な分析結果などを素早く共有できるようになった
  • 今後の拡張も見据えた開発を行ったことで、恒常的にシステムが動き続けることができる形に刷新することに成功

システム構築前の課題

煩雑な手作業からの脱却、リアルタイムでの業績管理と安定したシステム稼働をねらう

スシローグローバルホールディングス(以下:スシロー)は、1992年の「すしロボット」導入を皮切りに、業界でも積極的にIT活用に取り組んでいる。

 

鮮度が命であるすしの提供において、仕入量、仕込み量の過剰による原価率上昇と常に戦わざるを得ない。
そこでスシローでは、機会損失を最小限にしつつ、コスト縮小を目的とした需要把握を実現するため、2013年にBIツールを導入。年間およそ12億件もの蓄積された売上データの可視化を実現した。

 

しかし、BIツール導入後も営業担当者はExcelで業績の管理を行っていたため、営業担当者は業績の詳細をリアルタイムに把握できていないということが大きな課題になっていたという。
当時の状況について、営業企画部 企画課 主任 添田 倫江氏は、
「複数のエクセルを手集計して業績レポートを配信するという業務があり、相当なリソースが掛かっている状況でした。BIツールが導入されたものの、その作業は営業企画部にとって非常に重要かつ複雑な業務であったため、止むを得ず手作業で行っていました」と明かした。

 

また、当該システムは、当時蓄積されていたデータをリアルタイムに可視化するということに注力していたため、構築後数年経った現在では、蓄積されたデータの増加により時間内にデータ処理が終わらないことも課題となっていた。

 

これらの課題を解決すべく、スシローでは分析システムのデータベースを見直し、利用用途の範囲を拡張、さらに必要なレポートを自動で集計・配信できるシステムへ刷新することを決めた。

 

ジール選定理由

BI導入の豊富な実績、複数の製品に対する専門知識を有していることが評価され、ジールによる構築支援を決定

スシローの分析システムが扱うデータソースは、店舗売上データから商品データ、さらに勤怠データ、人事データを含み、これらをMicrosoft社のSQLServer Integration Services (ETL)で統合し、SQL Server Databaseに蓄積。このデータベースに対してウイングアーク1st社のDr.sum EAで分析、モニタリングに最適なデータモデルに再構築し、MotionBoardで可視化させるシステムになっている。今回の導入パートナーの選定においては、これら複数製品についての十分な知識を有していることが前提となっていた。

 

そこで、スシローが今回のシステム開発についてソフトウエア製造元のウイングアーク1st社に相談したところ、数あるパートナーからジールを推薦された。
スシローはジールが持つ実績や、いくつかの決定的な要素を評価し検討のうえ、迷うことなくジールへ開発および、運用保守を依頼した。

 

情報システム室 室長 坂口 豊氏は、
「ジールはマルチチャネルで製品を取り扱っていること、BI導入においての四半世紀以上に渡る実績をお持ちということもあり、安心してお任せ出来ると確信し、ジールを選定しました」と話した。

 

ジールの支援について

スシローの情報活用に対する理解度の高さと
ジールの迅速で親身なサポートによりスムーズにプロジェクトが進行

プロジェクトを進める中で、ジールに依頼してよかったと度々感じたと担当者たちは振り返る。特に、評価をしたところとして、ジールの技術スタッフたちが業務を深く理解しようとする姿勢と行動だったという。

 

ジールは、単にお客様の要望を伺って具現化していくだけではなく、お客様の業務に沿ったシステムを開発するため、スシローの業務部門にジールの席を設け、お客様とのコミュニケーションを密に行い、業務の理解を深めた。
その上で、実際に運用するメンバーからの要望をその場でキャッチアップし、二人三脚でトライアンドエラーを繰り返しながら運用の仕組みを定義し、新しいコンテンツの作成を進めた。

 

ジールの導入支援について、坂口氏は、
「ジールは、業者さんという形で距離を置いて仕事をするというのではなく、弊社からの要望に対して迅速に親身になって対応してくれるので、大変助かりました」と話した。

 

続けて添田氏は、
「ジールには、弊社の業務を短期間で正確に把握していただきました。しかも、サポート体制も万全で、直接対面でお話できるので早さも正確さもこれまでのシステムパートナーとは大きく違いました」と評価した。

 

また、このプロジェクトの成功にはもう一つの要因があった。それは、スシローにおける分析業務の浸透である。
スシローでは、全国の店舗で数字を見る文化がすでに根付いており、先進的な情報活用への取り組みを行っていたため、分析への理解度が高く、短期間での要件の確定、構築後の検証評価に繋がったとジール プロジェクトマネージャーの小谷 太一は話す。
「分析の浸透という点においては、歩留まり分析といって、例えばマグロ何グラムに対して何皿出来るかという分析も行っていたことには驚きました。また、その数値の精度においても、あるロジックで比率を出した際に、小数点以下4桁の数値に誤りがあったことがあったのですが、その微小な誤差についてもスシローの方々がすぐに発見し、さらに原因の把握と解決もあっという間に完了してしまいました。ここまで分析が浸透していて、数値への理解度の高い企業は稀です」と話した。

 

 

構築後の成果

データモデルの改善により、データ増加によるパフォーマンスの劣化を軽減
レポート機能を強化し、最新データを自動で集計・配信できるシステムへの刷新に成功

ジールは、今後の拡張も見据えて精力的な開発を行った結果、恒常的にシステムが動き続けることができる形に刷新することに成功し、日々データが増えてもシステムは問題なく稼働することが出来ている。

 

以前のDWHは、年間およそ12億件というデータを蓄積するためのものだったが、今回ジールは分析、モニタリングの業務機能強化のためのデータモデル改善をおこない、データ増加によるパフォーマンスの劣化を軽減させることに成功した。

 

さらに、ジールは同社の課題を解決しただけでなく、より業務に浸透する分析基盤にするため、レポート配信機能を提供。BIツールの画面をそのままメールで発信することが出来る形に改修し、また、Excelファイルに変換して自動でレポートを発信することも可能にすることで、利用者がWEBにアクセスする手間を省き、数字をより身近なものにした。

 

導入効果について、坂口氏は
「今では、前日の結果が毎朝8時頃にメールで送られてきます。また、毎日13時、16時、19時、22時の3時間おきにその日の売り上げ状況がメールで送られてくるという形になっておりますので、経営層、部長職をはじめとして多くの分析利用者らが、自ら数字を見に行かなくてもタイムリーな店舗状況をメールで確認することが出来るようになりました」と話した。

 

また、今まで営業企画部で行っていた手作業のコストも削減されたことで、ドリルダウンした詳細情報、あるいは多角的な分析結果などを素早く営業部に共有できるようになった。今では、業務課題の早期発見につながり、課題解決のために適切にリソースを割き、リスク削減に大きく寄与している。

 

添田氏は、
「営業担当者が営業企画部や本社に依頼をかけなくても、必要な最新情報を自ら確認することが可能となり、昨日の業績や、一週間の業績などを素早いタイミングでキャッチアップできるようになったことは、大きな進歩だと思っています」と評価した。

 

 

システム概要図

今後の展望について

日本と異なるグローバルモデルに対応した分析手法を模索し、
ジール ×ITの支援により海外展開を加速させていく

現在スシローでは、海外への展開や、回転寿司以外の業態の開発も積極的に取り組んでいる。

 

このプロジェクトの導入効果から利用範囲はさらに広がりを見せており、韓国と台湾の店舗については、すでにジールの支援により構築を進めている。また、その他の国への展開も視野に入れているため、ジールの継続的な支援を期待していると坂口氏は話す。
「海外に関しては日本とは異なる指標で分析をする必要が出てくるかと思いますので、ジールの知見をお貸しいただきながら開発を行い、数字を正確に管理して業績アップに繋げていければと考えております。」

 

また、状況変化の激しい営業現場に応じた可変的な仕組みが必要である。
添田氏は、「状況に適した数字情報などを出し続けることは営業企画部のミッションだと思っています。拡張、収束を繰り返すデータ、形の変わる分析モデルに対して、情報提供をタイムリーかつ正確に発信し続けるためには、ジールの構築の速さと寄り添ったサポートが必要不可欠です。引き続きご支援をお願いします」と締めくくった。

 

 

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