社内公募により新規事業を立案。
自ら開発したソリューションを
もっと多くの人に届けたい。

物事をロジカルに考える仕事がしたいと、未経験からIT業界へ

前職ではアパレル業界で販売員をしていました。2年半ほど勤めた頃、繁忙期と閑散期の波が大きく、センスや感覚が求められる環境だったため転職を考えはじめました。在庫管理や販売管理の経験から、よりデータや数字を用いてロジカルに物事を考えられる仕事に携わりたいと考え、IT業界への転職を志望しました。

ジールを選んだ一番の決め手は、顧客と直接話せる機会が多いという点でした。直接、要望や課題をヒアリングしてIT技術を通して解決できる環境で働きたいと思ったからです。過去のデータに基づいた販売予測などに興味があり、こうしたデータの活用に自ら携われる点にも魅力を感じました。

外部データを誰でも容易に取得できる新たなソリューションを立ち上げ

未経験で入社し、その後はプロジェクト内でキャリアを積み重ね、現在は自ら新規事業を立ち上げて自社ソリューションの運用や販促活動などを行っています。

入社後の研修を経て最初に携わったプロジェクトは、食品商社におけるMicrosoft Azureの基盤構築の開発業務です。基幹システムのデータをAzureに移行し、それをPower BIで可視化することで、お客様が欲しいデータをいつでも誰でもダイレクトにアクセスできる環境を構築するプロジェクトでした。この業務に2年ほど携わる中で、社内の新規事業の公募にも挑戦しました。気象データや人口・世帯等といったオープンデータを容易に取得できるサービスを考案したところ採用が決まり、その後は新規事業の立ち上げに専念することになりました。

ソリューションの名前は「CO−ODE(コ・オード)」。「データをオードブルのように手軽に扱える」という意味があり、2020年7月にリリースしました。過去に前例がなく手探りではじめた新規事業の立ち上げでしたが、今では小売業・建設業をはじめとした様々な業界のお客様にご利用いただいています。

利用ユーザーを増やし、データ利活用において必要とされるサービスへと成長させたい

入社前は正直、自分の力でここまでできるとは思っていませんでした。「こんなサービスがあったらいいな」と考えたアイデアを立案し、それを購入してくださるお客様がいる。アイデアを実際に形にできたこと、利用していただけたことが本当に嬉しかったです。

今後も新たな取り組みとして、有償のデータの販売やお客様の環境に依存しないデータ提供方法の拡充を進めており、よりサービスの価値を高めていけるように日々検討しています。リリース後も前向きな取り組みを続けていき、さまざまなお客様と会話し、新しい知識を吸収していける。日々の仕事を通じて成長できるのが大きなやりがいです。

今後は「CO−ODE」をもっと多くのお客様に届けていきたいです。お客様のデータ利活用において必要とされるサービスへと成長させていきたいと思っています。

PRIVATE PHOTO

オフの過ごし方

週末は自宅で料理を作ったり、旅行に出かけたりして過ごすことが多いです。コロナ前には海外によく足を運んでいました。2022年9月には、コロナの水際対策が緩和されたためイタリアへ。久しぶりの海外は、日本国内では得られない新鮮な刺激がたくさんあり、とても楽しかったです。