洗剤・トイレタリー、化粧品などの分野で国内トップクラスのシェアを誇る花王グループ。企業理念である「花王ウェイ」の中で掲げるビジョン「消費者・顧客を最もよく知る企業に」の実践がグループの原動力だ。消費者の志向がモノからコト(体験)へと変化していく中、小売業の現場で商品と消費者をつなぐKCMKの果たす役割は大きい。
「KCMKにとって商品の販売がゴールではありません。当社が目指しているのは、消費者に商品を使って満足していただくことです。そのためには売場で商品の価値を正しく伝えることが重要になります」と流通開発部門 KCT推進部 部長 斎藤 伸也氏は話す。
また、コト消費時代には従来と異なる売場づくりが求められると、流通開発部門 KCT推進部 マネジャー 澁谷 拓氏は指摘する。

流通開発部門 KCT推進部 部長
斎藤 伸也氏