Snowflake

Snowflakeとは?

2015年にCloud Data Warehouse販売を開始し約5年間で3,500社で導入され、2019年のGartnerマジッククアドラントの「アナリティクスのためのデータマネジメントソリューション」分野において、リーダーとして位置づけされています。圧倒的な高速性と扱い易さを兼ね備えたクラウドサービスとして、このジャンルにおいて、現在最も注目を集めている製品です。特に、クラウドベースのデータウェアハウスの弱点とされている多数の同時実行処理に強みを持っており、BI/アナリティクス製品との親和性が高いこともポイントです。

1つのプラットフォームで、多様なアーキテクチャパターン

Snowflakeの特徴

スケールとパフォーマンス

Snowflakeは、ワークロードとストレージが分離しているため、高速な処理を実現します。
従来のアーキテクチャは複数のワークロードを互いに影響を与えずに実行することが困難であったのに対し、Snowflakeはデータを一箇所に管理し、複数のワークロードをワークロードマネージャなしで実行できるアーキテクチャです。

安全なデータ共有

Snowflakeは1対1のデータ共有が可能な「DIRECT SHARE」、規模が大きいデータ共有を可能とする「DATA EXCHANGE」、オープンデータなどの3rd パーティのデータを利用できる「Snowflakeデータマーケットプレイス」など、データのコピーなし・移動なし・遅延なしでデータを共有することが可能です。

ニアゼロマネジメント(シンプルな運用)

Snowflakeはクラウドネイティブなデータウェアハウス(DWH)のため、運用・管理の手間を大幅に削減できます。
小規模から大規模システムまでカバーし、インデックス、パーティショニング、バキュームなどのインフラ周りの運用・管理から解放します。
過去にさかのぼってデータを復元できる機能を活用すれば、編集、削除の操作を操作前時点に戻せます。

Snowflakeでできること

1. クラウド環境を最大限に活かしたアーキテクチャ

これまでデータウェアハウスとは異なり、クラウド上で利用する事が前提に一から開発を行われたデータウェアハウスとなります。クラウド環境を最大限に活かし、自由度の高いスケーラビリティやコンピュートノード(実行処理)とストレージレイヤー(記憶装置)を分離した独自アーキテクチャ設計などで、これまでのデータウェアハウスで課題となっていた大量同時実行処理などが解決されます。

2. オートスケールを含む容易なサイジング変更機能

オートスケールモードでは、同時実行数が増加すると事前にユーザーが定義した最大数までコンピュートノードが自動的に追加されます。同時実行数が低下すると、追加されたコンピュートノードは自動的に一時停止し、ユーザは操作する事なくスケールアウト・インが可能です。

コンピュートノードのサイズ(XS、S、M、Lなど)変更も、実行処理を止める事なく、画面操作から即座に実施する事が可能です。

3. 最適なコスト設計

利用しない時間は自動でシャットダウンを可能とするオートレジューム機能や、クエリを24時間キャッシュする機能をもっており、同じクエリが発生した場合にはコンピュートノードに処理負荷をかけないなど、最適なコスト設計が可能です。
またコストについては、オートスケールモードによるアップ・ダウンや、サイジングにより、使用された分のみ課金するモデルとなっております。

必要なタイミングで必要なリソースを自動的に準備を行うため、無駄なコストは発生しません

  • 過剰なプロビジョニング不要
  • 自動的にスケールアップ・ダウン
  • キャパシティープラン不要

4. サーティファイベンダー多数

ETL製品・BI製品・AI製品とも多数接続を保証していることから、既存で利用されている製品や今後利用される予定の製品との連携も安心して使う事が可能です。
BI :Tableau、MICROSTRATEGY、IBM COGNOS、ThoughtSpot 他多数
AI :DataRobot、DATABRICKS他多数
ETL、DataManagement:Talend、Informatica、denodo、Paxata 、ALTERYX 他多数

5. マルチクラウドプラットフォーム対応

AWS、Azure、GCPといったクラウドプラットフォームに対応しております。昨今のBig Data環境では、クラウド間のデータ移行は非常に困難を極める事から、マルチクラウドでの対応が出来る事で、Big Dataを柔軟に利用する事が可能となります。
例えば、AWS Japan Region環境に、既にデータレイクなどBig Data環境をお持ちのお客様の場合、Snowflakeでデータレイクと同じAWS Japan Regionを選択頂く事で、Big Dataデータ移動が外部に出る事なく、スムーズに可能です。

ジールの導入支援サービス

既存のデータウェアハウス運用で以下のような課題をお持ちのお客様に対して、Snowflakeを使った場合の活用提案、PoC支援、導入、運用、移行などを支援致します。BI、ETLといったデータウェアハウス周辺環境の構築にも十分な知見を持っている事で、Snowflakeを使った分析プラットフォームを最大限に生かした支援サービスをご提供致します。

  • オンプレミス環境で増え続けるデータに対してディスク容量の不足が頻発している
  • 既存で利用しているデータウェアハウス環境のデータが膨大になり過ぎて夜間バッチの時間が長くなり、分析サービス提供の開始時間が保証出来なくなっているなどで運用が手詰まり状態になっている
  • 分析ツールの同時アクセスによりレスポンス劣化が発生し利用ユーザーへのスムーズなサービスが出来ない

Snowflakeマーケットプレイス

マーケットプレイスとは、インターネット上で売り手と買い手を結び付ける取引市場のことです。

Snowflakeマーケットプレイスに、ジールが提供しているオープンデータ提供サービス「CO-ODE(コ・オード)」を載せています。
Snowflakeマーケットプレイスは、Snowflakeのプラットフォーム上で様々な企業が提供するサードパーティーデータを利用できる仕組みで、2022年時点で1500以上のデータが提供されています。
気象データ・人口データ・家計調査データ・有価証券報告書データ・人流データなどを簡単に使えるため、
自社データに掛け合わせることで、要因分析・原因分析・将来予測に利用することが可能です。

オープンデータ提供サービス「CO-ODE(コ・オード)」については、以下のリンクよりご覧いただけます。

料金プラン

基本は完全従量課金の4要素

「使った分だけ」の従量課金になります。

  • コンピュート時間課金
  • データストレージ
  • クラウドサービス
  • データ転送料
上記の中でも、コンピュート時間課金がご利用料金の大半を占めることが多いです。(一般的なワークロードの場合)

3つのエディション と クラウドプラットフォーム

要件に応じて選べる3つのエディションがあります。

スタンダード

スタートするにあたっての必要最低限の機能を有しています。
価格は$2.85

エンタープライズ

企業で使うのに最適なパフォーマンス・セキュリティ機能を追加で備えています。
価格は$4.30

ビジネスクリティカル

セキュリティに厳しい環境でも使える最高の環境を整備しています。
価格は$5.70

各価格ともに
* 価格は1クレジットあたりの単価
* 2024年12月24日時点の価格
* AWS Tokyoリージョンの例

さらに、クラウドプラットフォームとリージョン (AWS東京リージョンおよび大阪リージョン・Azure東日本リージョン等)も用意しております。
* エディションとクラウド/リージョンで重量課金への係数(単価)が異なります
* エンタープライズ もしくは ビジネスクリティカルがおすすめです。

2つの 購入プラン (お支払い方法)

  • 毎月従量課金で後払い「On Demand契約」 (毎月クレジットカード払い)
  • 1年契約分プリペイド + 毎月従量課金「Capacity契約」(年間契約時に海外送金で前払い)

* ディスカウントがあり支払いも1度で済むCapacity契約がおすすめです。

無料トライアルのご案内

ジールはSnowflakeのソリューションパートナー です。Snowflakeの全製品・サービスをお取り扱いしています。
今なら30日間無料でお試しできます。
ぜひ下記のリンク先フォームからお申し込みください。

以下をクリックするとSnowflakeサイトのフォームが開きます。お客様が入力した個人情報はSnowflake社と株式会社ジールにて共有されます。また、株式会社ジールからご連絡する場合がございます。 お客様の個人情報は、Snowflakeおよび ジールの個人情報保護方針に従って取り扱います。

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セミナーレポート/関連記事

過去行われたSnowflakeのセミナーのレポート/関連記事を下記よりご覧いただけます。

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