公開日:2025年5月22日

更新日:2025年5月22日

このサイトはTableauの「日付関数」手順を説明しています。このページでは日付フィールドに対して、日付に関する処理や比較、情報の照会を行うことができる日付関数について紹介しています。

日付関数

日付フィールドに対して日付関数を使用すると、日付に関する処理や比較、情報の照会を行うことができます。文字列として入力された日付をそのままの形で参照する場合は、# 記号でその日付を囲みます。

日付部分
多くの日付関数では、日付部分(date_part) を使用して、操作または照会の対象となる、日付の特定の部分を指定します。date_part 引数は、すべて小文字にする必要があります。

date_part
‘year’ 4 桁の年
‘quarter’ 1 ~ 4
‘month’ 1 ~ 12 または「1 月」、「2 月」など
‘dayofyear’ 年初からの日数。1 月 1 日は「1」、2 月 1 日は「32」など
‘day’ 1 ~ 31
‘weekday 1 ~ 7 または「日曜日」、「月曜日」など
‘week’ 1 ~ 52
‘hour’ 0 ~ 23
‘minute’ 0 ~ 59
‘second’ 0 ~ 60

 

一般的な日付関数の例をいくつか紹介します。

MONTH(date)
指定された日付(date)について、月の部分を示す数値を返す。
[出荷日] が#2016年12月20日# の場合、MONTH([出荷日])では「12」が返される。

 

YEAR(date)
指定された日付(date)について、年の部分を示す数値を返す。

 

DAY(date)
指定された日付(date)について、日の部分を示す数値を返す。

 

DATEPART(date_part, date, [start_of_week])
指定された日付(date)について、date_part を示す数値を返す。

 

DATENAME(date_part, date, [start_of_week])
DATEPART と似ているが、指定された日付(date)のdate_part を文字列として返す。
[出荷日] が#2016-12-20# の場合、DATENAME([出荷日])では「12月」が返される。

 

DATEPARSE(format, string)
DATENAMEの逆の働きをする。指定されたICU の書式設定に従って、文字列を日付/時刻に変換する。
[配送日] が「28.October.2015」という文字列の場合、DATEPARSE(“dd.MMMM.yyyy”, [配送日])では#10/28/2015# が返される。

 

DATEDIFF(date_part, start_date, end_date, [start_of_week])
date_part で指定された単位を使用して、2つの日付の差分を返す。
DATEDIFF(‘month’, [オーダー日], #2016-01-01#) では、
[オーダー日]が#February 23, 2016# の場合「1」が返される。
[オーダー日]が#January 3, 2015#の場合は「-12」が返される。

 

DATEADD(date_part, increment, date)
指定された日付(date)にincrement (増分)を追加した日付を返す。increment のタイプは、date_part を使用して指定する。
[オーダー日] が#January 1, 2016# の場合、 DATEADD (‘month’, 6, [OrderDate]) では
#July 1, 2016# が返される。

 

DATETRUNC(date_part, date, [start_of_week])
指定された日付(date)について、指定されたdate_part のレベル以下の詳細を切り捨てる。
[オーダー日]が#February 17, 2005# の場合、DATETRUNC(‘month’,[オーダー日]) では
#February 1, 2005# が返される。
[オーダー日]が#June 21, 2015# の場合、DATETRUNC(‘quarter’,[オーダー日]) では
#April 1, 2015# が返される。

 

MIN(expression) または MIN (expr1, expr2)
すべてのレコードで最も早い日付、または、各レコードの2つの日付のうち早い方の日付を返す。
最も古いオーダー日が#January 3, 2012# の場合、MIN[オーダー日]) では#2012-01-03#が返される。

 

MAX(expression) またはMAX(expr1, expr2)
すべてのレコードで最も最近の日付、または、各レコードの2つの日付のうち最近の日付を返す。

 

TODAY()
現在の日付を返す。

 

NOW()
現在の日付時刻を返す。

 

ISDATE(string)
指定された文字列が日付として有効な場合、trueを返す。

 

以上、今回はTableauの「日付関数」の小技を紹介しました。

 

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