Denodoが実現するデータ仮想化とは?

Denodoによるデータガバナンスとセキュリティの向上

Denodoによるデータガバナンスとセキュリティの向上

Denodoプラットフォームは、データをソースから物理的に移動させずに「データ仮想化レイヤー」において論理的な統合を行い、リアルタイムにデータ活用先のアプリケーションに提供するため、セキュリティポリシーとガバナンスの一元的な適用が可能となります。これにより、国や地域によるデータ保護法令に則った形で、センシティブな顧客データの活用を推進することができます。

Denodo統合セキュリティ構造

Denodoは、アプリケーションから最終データソースまでのアクセスの安全性を徹底して確保します。業務アプリケーションとデータソースの中間に「データ仮想化レイヤー」を単一の論理的アクセスポイントとして介在させることで、一元的なアクセスセキュリティポリシーを、非常に細かい粒度で適用できます。

アプリケーションから最終データソースまでのアクセスの安全性を徹底して確保

認証メカニズムが用意されている場合、Denodoは認証を外部のLDAPやActive Directoryサーバに委任できます。データ仮想化レイヤーを介して所定のデータソースへのアクセスを許可する際に、ユーザーはソースのサービスアカウントを利用するか、パススルー認証を適用するかを選択できます。また、あらゆる要素に非常にきめ細かいユーザー/ロールベースの権限を適用可能で、特定の項目をマスキングするなど、行および列レベルのセキュリティを実装できます。

行および列レベルのセキュリティを実装
アクセスコントロール ログデータをレポートツールに出力可能

Denodoデータガバナンスの特長

Denodoは、データにアクセスするユーザーの職務権限や、データの機密レベルに応じたきめ細かいアクセスコントロールが設定可能です。これによりデータ資産を確実に保護し、適正な統制環境においてデータを公開・運用することができます。

管理者:
システム管理・運用の全権を持ち、adminというユーザー名で、制限なくデータベース/ユーザーを作成、変更、削除できます。
ノーマルユーザー:
管理者から1つ以上のデータベースや、その特定のビューに対する接続、読取、作成、書込の権限を付与され、実行できます。
ロール:
ノーマルユーザーのアクセス権限は、職務権限(ロール)によってデータへのアクセスレベルを管理することが可能です。ロールは任意の深さで階層的に設定でき、基本のロールを引き継いでさらに細かく権限を分岐させた別のロールを作成できます。
アクセスコントロール

Denodoプラットフォームでは実行されたすべてのクエリと操作を監査証跡(監査ログ)として保存します。この情報によって、誰がいつどのリソースにアクセスし、どのような変更やクエリが実行されたのかを即座に確認できます。また、分析のため様々なレポートツールへの出力も可能です。

ログデータをレポートツールに出力可能

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